スポーツ

2019夏の甲子園:優勝候補と優勝予想!

全国49代表(各都道府県1校+北海道・東京はそれぞれ2校)が出そろい、開幕を迎える『第101回全国高校野球選手権大会』2019夏の甲子園。

春センバツ甲子園優勝の東邦が愛知大会緒戦でコールド負けし、今秋ドラフト大注目の佐々木朗希投手擁する大船渡が惜しくも岩手大会決勝戦で敗れたりはしたものの、全国各地から強豪校が集まりました。

昨夏第100回記念大会では、圧倒的強さで大阪桐蔭が優勝しましたが、次の100年のスタートとなる令和元年の今夏第101回大会では、どんなドラマが待ち受けているのでしょうか。

「本命不在」といわれる今大会の、優勝候補となる有力校と”優勝予想”をしました!(当記事は、組み合わせ抽選会前に予想しています)

  • 2019年8月3日(土) :組み合わせ抽選会&序盤トーナメント発表
  • 2019年8月6日(火) :開幕
  • 2019年8月22日(木):決勝戦

※台風の影響により、大会途中の日程が変更となっています。

2019夏の甲子園:【みごと的中!】優勝予想の結果はどうなったか? 2019夏の甲子園『第101回全国高校野球選手権大会』! 結構自信があった僕の”優勝候補と優勝予想”ですが、いざ開幕すると...
高校野球:歴代から選ぶ甲子園ベストナイン 日に日に気温が高まり、夏を感じさせる季節になってきました。 それは、高校野球ファンにとっても”夏の甲子園”が開幕するという...

今大会(夏第101回)のキーポイント

岩手大会決勝戦での佐々木投手の登板回避にもみられるように、「投手の登板間隔・投球数過多」による投手生命への影響を危惧する背景から、今夏の甲子園においても例年よりも休養日が増した日程となりました。

  • 準々決勝の翌日→休養日
  • 準決勝の翌日→休養日(新設)

たかだが1日の休養日が増えただけのように感じるかもしれませんが、準決勝と決勝戦の間に休養日があるのは、投手1枚の大黒柱に頼るチームにとっては大きいです。

夏真っ盛りの過密スケジュールの中、例年投手の体力が持たず、準々決勝あたりからは打撃力が圧倒的なチームが勝ち上がったり、ワンサイドゲームになったりと、日程が進むにつれて”打高投低”の試合結果にならざるを得ない状況でした。

しかしながら、今回は準々決勝以降に休養日が二日あり、投手の体力回復が少しでも期待できるようになりました。

※2019夏の甲子園のポイント

  • 休養日が1日増えた→投手に頼るチームにもチャンスあり!

まずはおさらい:新チームでの全国成績

まずはおさらいということで、この世代が新チームになって以降の全国大会での成績を振り返ってみます。

第49回明治神宮野球大会(2018年秋)

  • 優勝  :札幌大谷(北海道・南北海道)→地方大会敗退
  • 準優勝 :星稜(北信越・石川)    →夏甲子園出場
  • ベスト4:筑陽学園(九州・福岡)   →夏甲子園出場
  • ベスト4:高松商業(四国・香川)   →夏甲子園出場

昨秋明治神宮野球大会優勝校の札幌大谷(南北海道)は、春センバツ甲子園に出場しましたが2回戦で敗退しました。今夏のリベンジに向けて奮闘しましたが、南北海道大会で敗退しました。

この大会の決勝戦で敗れた星稜も、決勝戦では奥川投手は先発しておらず(途中登板)、星稜も全国制覇するだけの力量があると感じさせた大会でした。

第91回選抜高校野球大会(2019年春センバツ甲子園)

  • 優勝  :東邦(東海・愛知)  →地方大会敗退
  • 準優勝 :習志野(関東・千葉) →夏甲子園出場
  • ベスト4:明石商業(近畿・兵庫)→夏甲子園出場
  • ベスト4:明豊(九州・大分)  →地方大会敗退

まだまだ記憶に新しい、春センバツ甲子園の結果です。春夏連覇のかかった東邦ですが、まさかまさかの愛知大会緒戦でコールド負けを喫してしまいました。

発表:2019夏の甲子園”優勝校”大予想!

昨秋明治神宮野球大会優勝校・春センバツ甲子園優勝校、共に夏の地方大会で敗退となり、いかに夏の甲子園に出場するのが難しく、今年はチカラが拮抗していることが分かります。

大阪桐蔭(大阪)・横浜(神奈川)・日大三(西東京)と、僕が優勝候補として注目していた学校も地方大会で姿を消しました。

どのチームにも”優勝”のチャンスあり!

2019夏の甲子園優勝予想は混とんとしています。

今秋ドラフト注目選手がことごとく地方大会で涙を飲んだこの大会においては、特出した選手がひっぱるチームよりも、甲子園の勝ち方を知っているチームが上位に進出すると予測します。

それでは発表です!!!

※戦力分析評価の★印は実際はもっと僅差ですが、評価基準を明確にするために、あえて印に差をつけています。

本命:東海大相模(神奈川)

僕が注目していた横浜や桐蔭学園など強豪校ぞろいの神奈川代表となったのは、東海大相模でした。

その中でも注目されるのが、主軸を任されている西川僚祐選手山村崇嘉選手と、リードオフマンの鵜沼魁斗選手を加えた”2年生トリオ”!

神奈川大会決勝戦でも、三人そろっての本塁打を含むチーム5本塁打24得点と圧倒的な破壊力で夏甲子園出場を決めました。

西川選手は186cm90kgオーバーの巨体の持ち主で、高校通算本塁打記録(通算111本塁打)を持つ清宮幸太郎選手(日本ハムファイターズ)の1年生時点の本塁打数を上回るペースで量産しており、大田泰示選手(読売ジャイアンツ→日本ハムファイターズ)の東海大相模野球部記録(通算65本塁打)を塗り替える勢いです。

投手陣も豪華で、山村選手は投手も務める二刀流で、左腕の諸隈惟大投手と共に全国クラスの投手を抱え、1年生左腕の石田隼都投手も注目されています。

夏の甲子園を乗り切るだけの複数の全国クラスの投手力に加え、破壊力満点の打線は、他校を寄せ付けずにあっさりと”優勝”する展開さえあるとみます。

東海大相模といえば、原辰徳選手(現監督)・菅野智之選手・大田選手といった読売ジャイアンツに縁が深い学校です。ジャイアンツファンの僕としては、早くも2020のドラフトが楽しみな逸材がそろっているチームです。

※東海大相模(神奈川):夏の甲子園→11回目(最高成績:優勝2回)

  • 総合力:★★★★★
  • 投手力:★★★★★
  • 守備力:★★★★☆
  • 打撃力:★★★★★
  • 機動力:★★★☆☆
  • 采配力:★★★★☆

対抗:星稜(石川)

”高校BIG4”として今秋ドラフト1位候補の奥川恭伸投手を擁し、2年生ながら4番を任されている内山壮真選手を中心とした”星稜史上最強打線”が、悲願の甲子園初優勝に挑みます!

石川大会の準決勝・決勝共に、最終盤絶体絶命のピンチをホームラン攻勢で勝ち上がった底力はさすがです。

石川大会決勝戦の9回に値千金の満塁ホームランを放った、1番バッターの東海林航介選手の出塁いかんがチーム躍進のカギを握ります。

昨夏甲子園・昨秋明治神宮野球大会・春センバツ甲子園と、星稜が敗れた試合は奥川投手の起用方法と、バント・走塁・守備のミスからの自滅によるものでした。

地方大会では本塁打を量産してはいるものの、元来のホームランバッターは見当たらず、広い甲子園球場と全国レベルの技巧派投手と対峙したときは、”引っ掛けて”単調な攻めになっている印象です。

星稜が悲願の甲子園初優勝を成し遂げるポイントは、「奥川投手の起用方法」と、星稜本来の「そつのない試合巧者」として”甲子園仕様”にチームが変貌できるかがカギとなります。

小学校からの奥川恭伸投手ー山瀬慎之介捕手バッテリーにとっても、集大成となるこの大会。昨夏優勝時の大阪桐蔭に漂っていた”どっしり感”がチームに備われば、初優勝も十分にあると分析します。

※星稜(石川):夏の甲子園→20回目(最高成績:準優勝)

  • 総合力:★★★★☆
  • 投手力:★★★★★
  • 守備力:★★★★☆
  • 打撃力:★★★★☆
  • 機動力:★★★★☆
  • 采配力:★★★☆☆

大注目:習志野(千葉)

千葉大会決勝戦では、派手な一発攻勢で本大会出場を決めた習志野ですが、その真骨頂は、春センバツ甲子園でみせた接戦をものにできる粘りの野球にあると分析します。

春センバツ甲子園一回戦の日章学園戦では8-2の大差で勝利しましたが、その後は「対星稜:3-1」「対市和歌山:4-3」「対明豊:6-4」と接戦を制して決勝戦へと駒を進めました。

飯塚脩人投手を中心とた投手陣を兼子将太朗捕手が束ねて、長短どこからでも点が取れる打線が援護します。

春センバツ甲子園の対星稜戦でも、流れは星稜にありましたが、星稜攻守のちょっとしたミスを見逃すことなく、その一瞬のチャンスを得点にできるのが習志野の強さだと思います。

甲子園ではちょっとしたミスが敗戦につながったり、逆に相手のミスを機に1点取りたい場面で1点をもぎ取ることができるチームが優勝へと駆け上がっていきます。

習志野には、そんな試合巧者ぶりを感じさせます。

春センバツ甲子園準優勝校ですから、長丁場の夏の甲子園で戦うチーム体力は十分に備えています。

※習志野(千葉):夏の甲子園→9回目(最高成績:優勝2回)

  • 総合力:★★★★☆
  • 投手力:★★★☆☆
  • 守備力:★★★★☆
  • 打撃力:★★★☆☆
  • 機動力:★★★★☆
  • 采配力:★★★★★

注目:明石商業(兵庫)

昨秋季県大会・優勝→昨秋季近畿大会・準優勝→春センバツ甲子園・ベスト4と、公立高校ながら安定感バツグンなのが明石商業です。

春センバツ甲子園でも、「対国士館:7-1」「対大分:13-4」「対智弁和歌山:4-3」「対東邦:2-4」と、大崩れしない試合をつくっている原動力が2年生エース・中森俊介投手の粘り強い投球術と堅実な守りです。

打線は、不動の1番・来田涼斗選手の出塁がチーム勝利のカギを握ります。

この夏甲子園出場を決めた兵庫大会決勝戦の対神戸国際大付属戦においても、8回まで0-1で負けていたものの、中森投手が粘り強いピッチングで試合をつくり、9回の大逆転劇を呼び起こしました。

中森投手の疲労が気になるところではありますが、まずは夏の甲子園初勝利をあげて、”公立高校の優勝”へ期待が高まります。

※明石商業(兵庫):夏の甲子園→2回目(最高成績:夏の甲子園未勝利)

  • 総合力:★★★★☆
  • 投手力:★★★★☆
  • 守備力:★★★★☆
  • 打撃力:★★★☆☆
  • 機動力:★★★★☆
  • 采配力:★★★☆☆

注目:智弁和歌山(和歌山)

和歌山大会において、他校をまったく寄せ付けずに、夏の甲子園出場を決めた智弁和歌山も注目校のひとつです。

伝統の”強打”と”多彩な投手陣”を、今年もそろえてきました。

まさに『甲子園優勝仕様』でやってきます!

注目は、なんといっても東妻純平捕手です。

打っては主軸を担い、守っても扇の要として、多彩な投手陣をリードする当世代を代表する強打の捕手です。

他にも、黒川史陽選手細川凌平選手西川晋太郎選手などのタレントぞろいの豪華打撃陣が魅力です。

下級生ながら主軸に起用されつつある徳丸天晴選手にも注目が集まります。

選手以上に注目なのが、甲子園春夏通算68勝という最多勝監督の高嶋仁監督から昨年バトンタッチした中谷仁監督の采配です。

春センバツ甲子園で采配をふるいましたが、まだまだ監督としては未知数です。

母校・智弁和歌山の捕手として甲子園優勝の後、ドラフト1位で阪神タイガースに進んだ選手実績はバツグンで、高嶋イズムを引き継ぐ伝統のチームカラーは健在です。

地方大会を難なくクリアしたことによるチーム体力温存は大きく、猛暑の夏の甲子園でその総合力を発揮すると優勝まであると分析します。

※智弁和歌山(和歌山):夏の甲子園→24回目(最高成績:優勝2回)

  • 総合力:★★★☆☆
  • 投手力:★★★☆☆
  • 守備力:★★★★☆
  • 打撃力:★★★★☆
  • 機動力:★★★☆☆
  • 采配力:★★★☆☆

注目:履正社(大阪)

最後にもう1校、大阪代表となった履正社をあげます。

プロ野球に多くの選手を輩出し、大阪の高校野球といえば”大阪桐蔭”か”履正社”かといわれるほど全国にその名が知れ渡っていますが、春夏合わせても甲子園での優勝経験はなく、意外なことに春夏連続出場は今回が初めてとなります。

しかも、春センバツ甲子園では2度の準優勝をしていますが、夏の甲子園では3回戦の壁を越えれずにいます。

春センバツ甲子園1回戦で、優勝候補の星稜に0-3で敗れはしたものの、そのとき先発した左腕エース・清水大成投手を中心に継投で試合をつくっていきます。

履正社の看板である”強力打線”は今年も健在で、小深田大地選手井上広大選手の長打力は試合を決定付ける破壊力を秘めています。

春センバツ甲子園では看板打線が封じ込められましたが、この夏の甲子園でリベンジできれば、初優勝へと一気に躍進するだけの潜在能力あふれるタレントをそろえています。

※履正社(大阪):夏の甲子園→4回目(最高成績:2回戦)

  • 総合力:★★★☆☆
  • 投手力:★★★☆☆
  • 守備力:★★★☆☆
  • 打撃力:★★★★☆
  • 機動力:★★★☆☆
  • 采配力:★★★★☆

とにかく混戦

昨秋明治神宮野球大会優勝校・札幌大谷が敗れ、春センバツ甲子園優勝校・東邦も敗れ、今秋ドラフトの目玉となる”高校BIG4”の内、佐々木投手(大船渡)・及川投手(横浜)・西投手(創志学園)も本大会へ進めず・・・

昨夏甲子園優勝校・大阪桐蔭も届かず・・・

とにかく”混戦”模様なのが、この第101回2019夏の甲子園です。

僕個人としては、東海大相模が圧倒的破壊力を発揮して勝ち上がり、決勝戦で星稜の奥川投手と勝負するとう展開が最高なんですが・・・・・

好きな学校を応援するもヨシ!

好きな選手を応援するもヨシ!

自分の出身地や住んでいる地域の学校を応援するもヨシ!

高校球児そのものを応援するもヨシ!

高校野球・甲子園には、十人十色の応援があります!

地方大会で投手の起用法が論じられている今大会、選手の100%パフォーマンスが発揮されるよう応援しています!!!