ブログを始めたときに、最初の難関と位置付けていたのが『グーグルアドセンス(Google AdSense)』です。
ところが、「たった〇記事で一発合格したよ」という報告もあれば、「30回申請しても通らない・・・」といった報告など様々でした。
ブログ開設間もない頃、まず最初に挑戦しようと思っていたのが『グーグルアドセンス』でしたが、ダメもとで申請したところ一発合格したときの詳細を報告します。
初心者ブロガーさんの参考になれば幸いです。
申請前の最初の1カ月
- ブログサービス:ワードプレス→有料テーマ『JIN』
- レンタルサーバー:Xサーバー
- 独自ドメイン取得:Xサーバーの無料キャンペーン
- SSL化:Xサーバーの無料SSL化利用
- 練習用の記事:数記事
- その後残すことにした記事:1カ月の間に5記事(1週間に1記事程度)
ブログを始めるときに、はてなプロとワードプレスとで迷いましたが、本格的に運営している方の多くはワードプレスを使用していたので、ワードプレスで始めることを決めました。
そこから付随し、テーマは最初から有料版のJINを選択して、レンタルサーバーもワードプレスと相性がいいと高評価のXサーバーで始めました。
Xサーバーを研究しているときに、ちょうどドメイン無料キャンペーンを実施していたので、独自ドメインの取得と共に、Xサーバーで簡単に設定できたSSL化(https化)も行いました。
ブログ開設してからの1カ月間は、ちょっとしたことでも1時間も2時間も調べなければ前に進めないほど分からないことだらけで、練習用に数記事投稿しましたが、後の投稿記事として残しているのはわずか5記事の状態でした。
申請のタイミングとふんぎった理由
その後少しずつワードプレスでのブログ運営にも慣れてきて、記事数も10記事を超えてきました。
平行してアドセンスの申請経験を記したブログをいくつか読み、プロフィール等の付帯ページを設けたり、アドセンスの規約に準拠した記事投稿を心がけるようにしていきました。
ブログの体裁はおおむね審査基準に達したように思えましたが、最後に判断が迷ったのが「記事数」でした。
数記事で合格した方もいれば、数十記事でも不合格の方がいたりと、記事数だけはまちまちでしたが、「不合格となったときに”どの記事が問題”なのか原因究明が困難になる」という意見と「不合格になっても何度でも申請できる」という経験談から10記事を超えたタイミングで申請してみようと準備をすすめてきました。
申請時の状態
- 記事数:12記事(それ以外の初期練習記事は削除)
- 1記事あたりの文字数:2,000文字から4,000文字強(3,000文字前後が中心)
- 記事内の目次:あるものとないものがある→目次がない方が記事の雰囲気を損なわない記事もあるので、全ての記事に目次設定してはいません
- ユーザー数:ほぼ自分のみ→自分以外は0(ゼロ)の日も多くあり、たまに数人訪れるものの海外からのアクセスもあったりして実質0~2人/日
- プロフィール:あり(固定ページ)
- サイトマップ:あり(PS Auto Sitemapプラグイン:HTML)
- お問い合わせ:あり(固定ページ:Contact form 7プラグイン)
- コメント欄:なし
- プライバシーポリシー:あり(固定ページ)
- 免責事項:あり(固定ページ)
- メニュー:あり(グローバルメニュー、フッターメニュー、サイドバー)
- カテゴリー:あり(3カテゴリー+未分類1)
- アイチャッチ画像:全記事に掲載
- 画像:あり→自分で撮影したものと著作権フリー&商用利用可のみ使用
- 動画:なし
- アフリエイト等の広告類:なし
- グーグルアカウントの新規取得
- グーグルGメールの新規取得
- グーグルアナリテクスの新規登録
- グーグルサーチコンソールの新規登録:XサーバーのDNSレコードのTXTレコードに認証貼り付け
- Google XML Sitemapsプラグイン設定:XMLサイトマップをグーグールへ送信
ひとつひとつは分からないことだらけで随分時間を要しましたが、どれもこれも「プラスにはなれどマイナスにはならない」と判断し、いろんな体験談をもとにブログの体裁を整えていきました。
よく「〇〇はなくても大丈夫」という体験談を目にしますが、どれもブログ運営的にもグーグルアドセンスの審査的にもはプラスになることばかりだと思われますので、時間は掛かりますがこれを機会にブログサイトの充実のためにも整備した方が良いと思います。
また、ブログのデザインやリンク切れをおこさない構成は、有料版のJINを使用していたために、自分でワードプレスのテキストを触らなくても進めれたのが助かりました。
JINでは内部SEOも意識したサイト構成になっているようなので、プログラミング知識のない僕にとっては強い味方でした。
そして無事に一発合格!
そして無事に一発合格しました。
申請した当日に合格メールが届き、所要時間は12時間でした。
合格直後に分からなかったこと
いざ広告準備にとりかかろうと思ったところ、あらたに分からないことが湧き出てきたので、広告掲載までに対処したことを備忘録として記載します。
- 審査時の申請テキストはどうすればいいの?:ネットで検索すると「そのままでも消去してもどちらでもいい」という内容が多くありました。その中でも「そのままにしておくと、自動広告が表示されるようになった」という体験談がいくつかあったので、僕は審査時の申請テキストは消去しました。
- グーグルアドセンスに「要注意 – ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。」という表示がされていた:広告掲載者が正規の者かを識別するための方策のようです。→XサーバーのFTPサーバーにあたるファイルマネージャに「グーグルが指定する内容の『ads.txt』ファイルを新規に書き込んで設置しました。適切に対処できていても瞬時にグーグルで検証されるわけではなく、その後検証され表示が消えます(アドセンスの説明書きには24時間以内とありますが、アドセンスのヘルプでは問題がない場合でも該当表示が消えるまでには7日程度を要する場合もあると掲載されており、僕も表示が消えるまでに数日要しました)。
無事審査に合格しての推測と感想
ここからは、僕のグーグルアドセンス審査に対する推測と感想です。
最大の迷いどころであった「記事数」ですが、記事が多くなると不合格になった場合の原因究明が大変ですし、不合格になっても何度でも申請できるようなので、ブログサイトの体裁が整っているならば10記事以上で最初の申請をしてみるのが良いと思います。
また、よく「〇〇はなくても大丈夫」とかの体験談を目にしますが、あってマイナスになる事項でなければ、ブログサイトを充実させる意味からも用意した方が良いと思います。
最後に『プロフィール』の存在。
一次的なふるいはロボットやコンピューターが判断するのでしょうけれど、最終的には『人間』が判断しているのだと推測しています。
つまり、審査員も一読者となって判断しているのだと勝手に思っています。
一読者目線にたったとき、記事内容はもちろんのこと、書き手がどんな人かが伝わってくるのがプロフィールなので、記事数が少ない場合はプロフィールの存在が重要になってくるんじゃないかと勝手に思っています。